【全日制・定時制】校長から生徒の皆さんへメッセージ

校長から生徒の皆さんへ

 亀山の麓で生徒として学び、新庄への校舎移転や創立100周年記念式典は教員として取り組んだ母校に、13年ぶりに戻ってきました。皆さん、よろしくお願いします。
 4月はじめ、入学式や始業式で皆さんと会うのを楽しみにしていました。皆さんも新学期からの学校再開を楽しみにしていたと思います。先生方も新学期の再開を楽しみに、学校での感染防止策への対応をすすめていました。
 今回の学校休業延長、私をはじめ、すべての教職員が大変残念に思っております。もちろん、新学期を楽しみにしていた生徒の皆さんやご家族の方々の思いは、私たちの何倍にもなろうと推察しております。

 ただ、各都道府県の感染例や死亡例が報道されています。緊急事態宣言も出されました。福井県内の事例が全国版のニュースでも取り上げられ、大野市での感染も報道されるようになりました。生徒の皆さんも外出の自粛、3つの「密」を避ける、手洗い、うがい等の実践を続けてください。
 一日も早い感染の収束と学校再開に向けて、生徒の皆さんならびに保護者の皆様には、「自分の命を守る。大切な人の命を守る。社会の秩序を回復する。」という高い意識のもとでの行動をお願いします。
 当面、連絡などはホームページや緊急メールで行いますが、起床時間、学習時間、就寝時間を一定に保ち、自分自身でモチベーションを維持して、学習や気分転換の運動等、家庭での生活を過ごしてください。一番大切なことは、セルフコントロールです。自分自身が試されています。

「自分で決めて、自分のためにやる。」

 異例の臨時休校という今回の事態は、「自分のことは、自分で考え、自分で決める。決めたからには、覚悟を決めて実行する、その結果責任を自分で背負う」ことに挑戦する、またとない機会と考えることもできそうです。
 5月の学校再開時に、その前の分散型登校日に、皆さんの元気な顔にお目にかかることを、今から楽しみにしています。
みんなで協力して、この難局を乗り越えていきましょう。

大野高等学校 校長
山田 栄司