実力を確かなものにするための新しい取組み
D-Kompasとは
「大高という名のコンパス」という意味。Kompasとはオランダ語で「羅針盤」のことです。大野高校のルーツでもある幕末の大野藩校「明倫館」では他に先駆けてオランダ語を学び、最新鋭の様式帆船「大野丸」で北海道と交易を行いました。その「進取の気象」の精神を受け継ぐよう、校歌にもメッセージが込められています。価値観が多様化したこれからの社会において、様々な課題を抱えながら生きる現代の高校生たちは、自ら進むべき道を見つけ、自らの力で進んでいくたくましさを身につける必要があります。大野高校は生徒たちにとって、道を見つけたときや、道に迷いそうになったときの「Kompas」でありたいと思い、新しいキャッチフレーズとして掲げました。
D-Kompas 大野高校ができること
- 一人ひとりがやりたことができる環境を整える
- 基礎・基本的な能力を身につけさせる
- 自ら考え探究する力を見につけさせる
ICTの活用
一人ひとりがより深く考え、学ぶことができるように幅広くICTを活用しています。全員の考えを同時に共有したり、グループで同じスライドを編集したりすることで、新たな考えを発見し、広い視野を持てるように学習していきます。
- 一人一台、タブレット配布
- 全教室プロジェクター・スクリーン完備
- ロイロノートアプリで毎日の体調報告
- Google Classroomでの課題提出
- オンライン授業(コロナ禍・濃厚接触者等への対応)
- MeetやZOOMでの朝礼・集会
三年間を見通した総合的な探究
1年生
地域の課題を知り、解決策を探る 大野市「私が未来の市長プロジェクト」に参加 → 調査・分析を通じて、調べる力をつける
- 地域の課題を知る
- 研究テーマを考える
- フィールドワークで情報収集
- 研究のまとめと資料作成
- 「私が未来の市長プロジェクト」発表会
2年生
SDGsの観点から、日本や世界の課題の解決策を探る → プレゼンテーションを通じて、話す力。聞く力をつける
- 地域の課題と世界の問題の関係を考える
- 研究テーマ設定
- 自治体、大学・研究機関、民間企業と連携して課題解決の方法を探る
- 課題
- 研究発表会
3年生
1、2年次の研究を自分の進路と関連付けてレポート作成 → 論文をまとめることを通じて、書く力をつける
- 自分の進路と関連付けてテーマ設定
- 1、2年の研究を深めたレポート作成
- 大野市によるレポート評価・表彰